高齢者のお漏らし対策|在宅介護のおすすめグッズ26選

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お台場

こんにちは!お台場です。
今回は「オススメ粗相対策グッズ」を解説します。

高齢者のお漏らしは、ある日突然やってくる「待ったなし」の出来事です。昼夜を問わず発生し、そのたびにシーツ交換や後始末に追われてしまう…。

その結果、介護者は自分の時間がどんどんなくなり、たくさんある粗相対策アイテムの中から「お気に入り」を探す余裕なんてないのが現実です。

そこで、私の経験をもとに「使って良かった物」や「次に買うならこれ!」と思えるグッズをまとめて紹介したいと思います。

この記事が、日々バタバタと奮闘している介護者の方々の負担を少しでも減らし、安心して過ごせるきっかけになれば幸いです。

この記事がタイムリーな方
  • 親の粗相が増えてきて、どう対応したらいいか悩んでいる方
  • トイレ介助や後片付けに追われ、心身ともに疲れている介護者
  • 介護グッズが多すぎて、どれを選べばいいか迷っている方
この記事を読むメリット
  • 実際に使って良かった「本音のおすすめグッズ」がわかる
  • 介護者の負担を減らす「時短・清潔・安心」の工夫が見つかる
  • 次に何を準備すればいいか明確になり、焦りや不安が軽くなる
目次

私の使っている粗相対策グッズ一覧表

私の使っている粗相対策グッズはこんな感じです。

順番におすすめグッズを紹介していきます。私の買った商品で型番が古く無くなったもの、買って失敗したものは更なるおすすめを厳選して紹介します。

本人予防グッズ

①おむつ+パッド

我が家ではCMでもお馴染みのライフリーを使用しています。うす型軽快パンツのサイズはS、M、L、LLと4種類、どこでも手に入る安心感があります。

おむつやパッドの選び方はこちらの記事で分かりやすく解説しています。

一部の市区町村では、紙おむつ・パッドなどの購入費を助成してくれる制度があります。「おむつ給付制度」「日常生活用具給付」といった名称で、所得や要介護度によって利用できる場合があります。

詳しくは、お住まいの市区町村の介護保険課や包括(地域包括支援センター)、ケアマネに相談しましょう。

💡我が家の市区町村

要介護3以上が対象で、補助は約8千円まで。申請をして要介護度や住民税などの要件を満たしているか審査があり、満たしていればカタログが送付されます。

カタログから欲しい介護用品を補助範囲内で選び、FAXで申し込む形です。申請から最初の納品まで約2ヶ月掛かるので、その間は実費対応が必要です。

②パジャマ|複数セット用意

我が家ではなんとか自力でトイレ出来ているので、上下セパレートのパジャマを使っています。夏用、春秋用、冬用の3種類を各3セット用意してあると、不意の粗相にも対応できます。

夏用はやや厚手Tシャツ+ステテコのスタイル。父母共にインナーは着ていないので、Tシャツはやや厚手で安心感あるものを選んでいます。ステテコはひんやり素材を選ぶと更に快適です。

春秋用は普通のパジャマを近くのスーパーで買いました。冬用はこちらのもこもこフリースを使っています。軽くて暖かくて最高!私も愛用しています!

要介護4~5のほぼ寝たきり状態になったら、前開きタイプを選ぶと着替えがラクです。上下が一体になったつなぎスタイルや浴衣タイプがあります。

ベッド予防グッズ

③防水シーツ|繰り返し使用

粗相対策に必須の防水シーツ。私は介護当初に近所のスーパーで慌てて購入しましたが、シーツ自体に吸水力のないペラペラな物。

こちらの商品は防水+吸水と頼もしく、私はシングルサイズを使っています。

普通の防水シーツは洗濯ネットで洗濯しますが、こちらは洗濯ネット不要、そのまま洗って大丈夫!しかも乾燥機対応!!乾きが早いのも特徴です。

カラーも6色あり、暗い気分になりがちの介護を明るくしてくれます。複数枚の方がお買い得なので、予備含め2~3枚あると安心です。

④吸水シート|使い捨て

使い捨ての吸水シートもあると安心なアイテムです。梅雨時などで防水シーツが乾かない時に代用できます。サイズはS、M、Lの3種類。腰周辺、首~ひざ、全身までと必要な範囲に応じて選ぶことができます。

私は腰周辺のSサイズを購入。急な粗相時、お尻下に敷いて汚れの飛散防止に役立っています。また、床が広範囲に濡れてしまった時もこれで吸収し捨てればOK!大変助かっています。

廊下用グッズ

⑤自動点灯照明|動作検知し点灯

我が家では廊下や台所、トイレでアイリスオーヤマの人感センサー付きのシーリングライトを使用しています。

人を感知すると自動でON/OFFしてくれるので、楽ちん&省エネ!介護でバタバタしがちな私には本当にありがたいです。

⑥手すり|伝い歩き用

手すりも急に必要となる場合があります。我が家は持ち家だったので、こちらを近くのホームセンターで購入し私が取り付けました。

サイズは450mm、600mm,900mmの3種類あります。階段や廊下は手すりを繋げるタイプの3600mmがあります。女性でも簡単に取り付け可能です。

「工事を伴う手すり設置」は介護保険の住宅改修で補助対象となるので、急ぎでない場合は、まずケアマネに相談しましょう。工事前に申請しないと補助対象外となります。

トイレグッズ

⑦尿瓶|2個あると安心

我が家では父が退院後、歩きづらくなったときに使用。夜間を考えると1つより2つあると安心です。

⑧ポータブルトイレ|背もたれ+肘掛け+キャスター付きがベスト!

我が家ではキャスター無しを購入しましたが、後悔しています。訪問入浴の際に移動する手間があり、12.5キロとそこそこの重量で腰に負担が…。

こちらは後ろ脚にキャスターがあるタイプ。重量9.5キロで傾けて楽に移動できます。その他、足が前後傾斜できるタイプやソフト便座、あたたか便座タイプもあります。

本体蓋を開けると内バケツの蓋があるので、それを外して用を足し、蓋を閉めます。ちゃんと閉まっていれば臭いません。溜まった汚物を捨てる時は、蓋をした内バケツの持ち手で持ち上げ、トイレに流します。我が家では1日1回、お昼に行っています。

ポータブルトイレは介護保険で購入費の補助が受けられる「特定福祉用具購入」の対象品目ですが、ケアマネ経由で購入しないと補助が出ません!急ぎでなければ、まずはケアマネに相談しましょう。

⑨防水シート|ポータブルトイレ用

この防水シートならトイレ周りを清潔に保てます。滑り止めや消臭機能も付いているので、安全安心です!

我が家では1度、母が用足し後、ベッドとポータブルトイレの間に滑り落ちたことがあります。私が仕事から帰宅するまで、畳の上でずっと座りっぱなしでした。

大事には至りませんでしたが、それを機にこちらを購入。色はブルーとブラウンの2種類、自宅トイレ用もあってオススメです!

⑩便座シート|使い捨て

ポータブルトイレの便座も冬は冷えて冷たくなります。そんな時、役立つのが使い捨て便座シート。汚れたらすぐ捨てて交換できるので便利。

百均ショップで大小様々売られているので、予備を含めていくつか買っておくと安心です。

⑪消臭液|ポータブルトイレ用

1Lサイズもありますがキャップ計量タイプなので、片手でキャップ開閉できる400mlサイズがおすすめ!ボトル側面のレベルで量を確認できます。

側面1目盛分を水1.5〜2リットルで薄めて使います。私は先に消臭液を入れて、後から水を足しています。慣れてくると、バケツに入れた消臭液の量で適量が判別できます。

無色タイプもありますが、入れた量の判別が難しいので青色がおすすめ!1箱12本入りのまとめ買いもお得です。

⑫洗浄液|ポータブルトイレ用

ポータブルトイレを長年使用していると、バケツ内に硬いこびりつきの層ができます。これを尿石(にょうせき)といいます。

尿に含まれるカルシウムやリン、マグネシウムなどの成分が乾燥して固まり、白っぽいザラザラ・こびりつきになります。時間が経つほど取れにくくなり、においの原因にも。

私が介護担当になった時、母のポタ便器も尿石がびっしりでしたが、スクラビングバブルをバケツ内にぐるっと一周塗ることで徐々に無くなっていきました。

スクラビングバブルが最も効果を感じましたが、ブラシなどで強くこするとバケツにできた傷で、尿石が付きやすくなるので要注意!焦らず待ちましょう。

私は1ケース24本入りを箱買いし、買い物時間の節約&時短をしています。箱の大きさは500mlペットボトル24本入り1箱と同等なので、置き場所さえあれば箱買いがおすすめ!

⑬ハンドシャワー|ポータブルトイレバケツ洗浄用

私が導入して良かったグッズのベスト1はこちらのハンドシャワーです!!海外のトイレによく付属しています。

これを導入するまでは、「①バケツ内汚物をトイレ投入 → ②風呂場でバケツ内洗浄 → ③洗浄水をトイレ投入しバケツに消臭液と洗浄液投入 → ④風呂場でバケツに水張り」とトイレと風呂場を何回も往復。

導入後は全てトイレ内で完結でき、時短&ストレス緩和を実現!取付は配管を分岐する継ぎ手がいる為、リフォーム業者等にお願いするのが確実です。我が家は風呂場リフォームに併せて、自宅トイレに取り付けてもらいました。

⑭おしっこ吸うパット|小便漏れ予防

父のリハビリが進み自宅トイレを使えるようになると、便座と便器の隙間から尿が漏れ、一面がびしょ濡れになることが多かったです。

仕事から疲れて帰宅直後に発見することになるので、「いつ迄これが続くんだろうか…」と思いながら片付けしていました。

そんな時役立ったのが、おしっこを吸収してくれるこの商品。便器に貼り付けて使用します。吸収が満杯に近づくと、茶色に変色し臭ってくるので、そうなったらトイレに流して交換しましょう。近くに使い捨て手袋を置いておくと、楽に交換できます。

排泄後グッズ

⑮流せる大判尻拭きシート|簡単綺麗

濡れているので、トイレットペーパーより断然きれいに拭けます。ウォシュレットを愛用していた方も安心してお尻を拭けます。

以前は一回り小さいサイズを使用していましたが、母の指が汚れているのを発見した為、こちらの大判サイズ20cm*30cmを愛用しています。そのまま、トイレに流せるのも便利で楽です。

⑯消毒液|排泄後の手洗い代わり

洗面所に行けないときの代用に使用。業務用4.5Lがあれば、無くなった時すぐ補充できて楽ちん。コロナ対策などにも流用できるので、助かっています。

⑰消臭スプレー、⑱消臭ビーズ

消臭スプレーや消臭ビーズは既にお気に入りがあれば、それで十分です。もし愛用品がなければ、こちらがおすすめ!

介護の特殊で濃厚な臭いも綺麗に消臭してくれます!

粗相後グッズ

⑲使い捨て手袋 |パウダー付きと無し

おむつ交換やポータブルトイレの汚物トイレ流しなど様々な場面で活躍する必須アイテム。手袋サイズは小さめ、ふつう、大きめの3サイズ。

以前は装着しやすいパウダー付きを使っていましたが、スーツ姿で粗相対応した際、白いパウダーがスーツに付いて取れず困った為、以降はパウダーなしを使っています。手が湿っていると付けづらいので、タオル等で良く拭いてから装着しましょう。

⑳大判体拭きシート|冬場はレンチン!

30cm*40cmと超大判、消臭成分や保湿成分が配合されているので、体拭きや粗相後のおしりふきに最適!冬場はレンジで温めて使うと、要介護者もヒヤッとしなくておすすめ!

大手メーカー製よりお得に買えるのも嬉しい。気に入ったらまとめ買いして、更にお得!

㉑新聞紙|汚物を包んで捨てやすい

ベッド等で粗相対応する際、使い終わった体拭きシートなどの置場に困ることも。古新聞があれば汚物置場にできますが、最近は新聞を取らない家庭も多いですよね。

そんな時におすすめなのが、こちらのリサイクル新聞紙。実際の新聞と同じ紙で、キッチンペーパー等にも使えます。気になったら、お試し用からどうぞ。

㉒防臭ゴミ袋|汚物を入れても無臭

この防臭ゴミ袋のお陰で臭いストレスがほぼ無くなりました。サイズはS、M、L、LLの4種類。Lは30cm×40cmで、大人用おむつ1個が楽々入ります。

防臭ゴミ袋は用途別に多数の商品があり、私は「おむつ用Lサイズ」と「生ごみ用Mサイズ」、「ネコ用Sサイズ」を使っています。臭いが全然しないので快適でおすすめ!

㉓おむつ専用ゴミ箱|専用で衛生面確保

普段使いのゴミ箱におむつゴミが入っていると、嫌な気持ちになります。私も介護当初、そんな経験をして専用のゴミ箱を置いています。

特におすすめは蓋が左右両開きのものです。軽い力で開くのでストレスがありません。両開きだと臭い漏れが心配ですが、先述の防臭ゴミ袋を使っていれば全く問題ありません。

サイズも各種あるので、置くスペースに応じて選べるのも嬉しい!

㉔薬用保湿ハンドソープ|手荒れ改善!

私は介護開始当初、粗相対応などで両手の甲から手首がガッサガサに大荒れ。手を洗う回数が増え、洗剤や乾燥で肌を痛めつけていました。

そんな時見つけたのがこちら。「手洗いのたびに手荒れと向き合う方々に寄り添いたい」という想いから、このハンドソープ は誕生しています。

泡立ちがやさしく、保湿成分を配合しているお陰で、使い始めてから手荒れが無くなりました!さっぱりとすぐ洗い流せるので、最初は物足りなさを感じますが、めっちゃオススメです!

詰め替え用は350ml、2kg、5kgの3種類。気に入ったら徐々に大きくして、お得に買替えの手間を減らしていくのもアリです。

洗濯グッズ

㉕介護用洗剤|消臭力抜群!

「介護のプロが認める消臭&洗浄力!」という謳い文句が力強いこの商品。介護だけでなく普段使いもでき、私も大変助けてもらっています。

柔軟剤や漂白剤も一緒に使えて便利。こちらは720gですが、詰め替え用や業務用の4kgまでラインナップがあり、特に業務用は置いてる店舗が少なく、お得です!

㉖蛇腹バケツ|汚れパジャマ付け置き用

形状が蛇腹なので、使わない時はコンパクトに折りたたみ、使う時は簡単に広げられます。洗濯機の横など、邪魔にならずに収納できます。

中栓が付いているので、広範囲を汚さずに排水できて便利!2サイズあるので必要に応じて選ぶことが出来ます。

まとめ|グッズは介護者を助ける相棒

今回紹介した粗相対策のグッズは、ただ汚れを防ぐための道具ではありません。それぞれが、介護を続ける人の「時間」や「心の余裕」を取り戻すための小さな味方です。

私自身、あれこれ試して失敗しながらも、「これがあるとラクになる」と思えるものを少しずつ揃えてきました。完璧を目指す必要はありません。

今の自分に合うアイテムを一つずつ取り入れるだけで、介護は確実に軽くなります。どうか無理せず、自分のペースで整えていきましょう。

この記事が、日々の介護に追われながらも前に進もうとしているあなたの助けになれば嬉しいです。

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