同居家族がいる場合のヘルパー利用|訪問介護のメリット等

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お台場

こんにちは!お台場です。
今回は訪問介護を利用したことが無い方向けに、「訪問介護のメリット等」を解説します。

母の在宅介護をしていた父が急に入院したのは、2017年12月20日。そんな忙しい師走の最中、私が介護を担うことになりました。

当時私は仕事があり、父も手術が必要で退院は未定。働きながら母の在宅介護を続けるには、訪問介護は必須サービス。

私も制度をよく分かっていませんでしたが、幸い母には担当のケアマネがおり、事情を伝えるとすぐにヘルパー手配を進めてくれ、翌年1月から訪問介護が始まりました。

ヘルパーさんのおかげで私も仕事を続けることができ、母の生活も安定。父も手術の影響で退院後要介護となり、同じケアマネ担当のもと、同じ訪問介護を利用できました。

この記事では、同居家族がいる場合のヘルパー利用について、介護初心者の方でも分かるように、基本・流れ・メリット・注意点をまとめています。

この記事がタイムリーな方
  • 急な仕事と在宅介護の両立に不安を感じ始めた方
  • 同居家族がいて訪問介護を使っていいか迷っている方
  • ヘルパー利用の流れやルールが分からず、一歩を踏み出せない方
この記事を読むメリット
  • 訪問介護の「できること・できないこと」が同居視点で明確になります
  • 初めてでも「当日の流れ・実例」がイメージしやすい
  • 同居ならではの悩み(物の配置・動線ストレス)が先に分かります
目次

概要|家族同居でもヘルパーは利用できる?

訪問介護を初めて検討すると、こんな「あいまいな不安」にぶつかります。

カクちゃん

同居だとヘルパーは使いにくいらしい💦

ハゼ太郎

家族がいるなら生活援助は頼めないって聞いた…💦

結論から言うと、「ヘルパーは利用できます!」

もちろん、一定のルールがありますが、要介護者本人の生活に必要な範囲であれば問題ありません。同居家族ほど介護負担が集中しやすいので、ヘルパー利用はとても重要な「支え」になります。

私は介護離職する時に「無職家族同居でも訪問サービスは継続できるのかな?」と不安になりました。早期退職前にケアマネに相談してみると、問題なく継続できるということが分かりました。

ここでは基本情報~料金の目安をわかりやすくまとめます。

基本情報

いわゆるヘルパーさん(訪問介護員)が自宅に来てやってくれる事は、「身体介護」と「生活援助」の2つ。それぞれどんな内容か見ていきます。

対象

要介護1~5全てで利用可能

身体介護

入浴、排せつ、食事等。入浴は自宅浴槽をまたげる場合のみ介助。それが困難な場合は「訪問入浴」の利用となります。

生活援助

掃除、洗濯、買い物、調理など多岐に渡るが、要介護度や同居家族の状況により、介護サービス内で出来ない場合もあります。

訪問介護は「家族がやっているから必要ない」ではなく、「家族だけでは限界が来るから使う」というイメージです。初心者でも特別な準備は不要。しっかりサポートしてくれます。

料金や利用回数の目安

料金は介護保険が適用され、1~3割負担。1回あたりの費用は要介護度、サービス内容、利用時間(30分・45分・60分など)によって変わります。

なので幅はありますが、ヘルパー1人で平日1時間利用だと約500円前後が大まかな目安となります。

利用回数はケアマネと相談しながら、家庭の負担や本人の状態に合わせて調整可能です。我が家は平日のみのお昼時1時間をお願いしています。

同居だから回数が制限される…ということはありません。必要と判断されれば、しっかり組んでもらえます。

我が家の状況と利用履歴

我が家の状況

我が家の在宅介護の状況を表にするとこんな感じ。

介護開始当初と現在とで、私介護者や要介護者の状況は異なりますが、ヘルパーさんの仕事内容に変化はありません。

介護者の仕事の有無で、訪問介護がやれる事は左右されないということです。

訪問介護の利用履歴

我が家ではこれまでに1度だけ、訪問介護事業所を変えたことがあります。当初利用していた所は男性・女性問わずヘルパーさんがいる事業所。

足浴時、男性ヘルパーに足を触られるのを母が嫌がり、途中で変更しました。その他にも「風邪じゃないから」と空咳するヘルパーがいたり、打合せ時に介護内容の案を出してくれなかったり。

現在の訪問介護事業所は女性のみのヘルパーさんです。もし性別の希望があれば、早めに親に聞いておきましょう。

次は我が家を例に、ヘルパーさんのできる事を整理します。

同居でもできる事|我が家実例

それでは、我が家を実例にして、できる事の詳細を見ていきましょう。

訪問介護(我が家実例)
・訪問

ヘルパー1名×1時間×週5回(月~金の昼頃)、毎日同じ人ではなく4名で日替わり

・時間

父母両方で1時間、父死去後は母のみで1時間

・休み

土日祝日+年末年始は私が対応する為、ヘルパーさん休み

<身体介護>

・食事

自身で食事可能な為、温め、開封等援助、片付け、服薬確認
※食事は私が前日購入した弁当等をベッドテーブルに用意し外出

・歯磨き

自身で歯磨き可能な為、歯磨きの準備、片付け、洗浄

・足浴

足浴用バケツにお湯を入れて対応、訪問入浴日はなし

・排せつ

ポータブルトイレの汚物除去・洗浄、消臭液添加、おむつ適宜交換

・粗相対応

汚れたパジャマやシーツの交換、汚物除去及び予洗い

<生活援助>

・軽微な掃除

足浴ない日に父母居室限定で掃除機かけ

・軽微な買い物

欲しい物(甘い物やサプリメント)を父が時々依頼(別契約)

・軽微な援助

加湿器の水補充、レンジ湯たんぽの温め

<特記事項>
・女性ヘルパーのみの事業所を利用
足浴時、男性ヘルパーに足を触られるのを母が嫌がった為、途中で変更。性別の希望があれば、今のうちに親に聞いておくと良いでしょう。

ちなみに足浴はこちらの足湯専用のバケツを用意して行っています。

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健康な私が同居の為、どうしても生活援助でできる事は少な目となります。続いて、訪問介護当日の流れを見ていきましょう。

当日のスケジュール|我が家実例

我が家を例に、当日の流れをイメージしてみましょう。

STEP
訪問

11時頃に呼び鈴後、キーケースの鍵で入室、挨拶・名札の確認。いきなり入室すると母がビックリする為、チャイムを鳴らしてから家に入って貰っています。

STEP
体調確認

表情、睡眠、食事、排泄の状況確認

STEP
介助内容

昼食温め配膳・服薬・後片付け、清拭・足浴、排泄介助・オムツ交換など

STEP
申し送り

日報作成し気づいた点・次回注意したい点を記載

STEP
終了

12時頃、我が家を退室し施錠、キーケースへ鍵戻し。所要1時間。

初回は私も付き添い、道具の位置など伝えつつ、ヘルパーさんの動きを見て不安感を払拭しました。その後は自然と任せられるように。

もし体調の変化や消耗品の補充依頼等あれば、付箋に書置きしてくれます。

ヘルパーさんができない事|介護保険外

我が家では私1人が同居している為、身体介護がメイン。健常者が同居の場合、要介護者の直接援助でない行為は介護サービス内では難しいです。

昼食以外の食器洗い

例えば、父母の朝食後の食器洗い。ワンオペ介護で時間がなく辛かったので一度お願いしたら、介護保険内では無理とのことでした。

早起きして通勤前に洗ったり、仕事から帰宅後に洗ったりしていました。お願いしたら何でもやってくれる家政婦やお手伝いさんとは違うという事です。

庭掃除

庭掃除(庭の草むしり・落ち葉掃除・庭木の手入れ・庭の片付けなど)は、同居・独居に関係なく「介護保険では不可」です。

ただ、玄関前の落ち葉を少し除ける程度なら、安全確保のために「介護の一環」として行われることがあります。これは庭の手入れではなく、あくまで 玄関での介助を安全に行うための環境整備と考えてください。

メリット|粗相対応が本当に助かる!

同居での在宅介護は「誰にも代わってもらえない」という強いプレッシャーがあります。そこにヘルパーという「外の手」が入ることで変化が始まります。

ここでは 要介護者側/介護者側 に分けて見ていきましょう。

要介護者のメリット

  • プロの技術で安全な介助
  • 清潔保持で感染症や皮膚トラブルが減る
  • ちょっとした体調変化に気付きやすい
  • 会話相手が増え、表情が柔らかくなる
  • 「お願いする罪悪感」が軽減される

我々介護者のメリット

  • 身体介護を任せられ、体力と腰を守れる
  • 他人が入ることで「介護が家庭の外側に開く」
  • 精神的な孤立感が緩和
  • 申し送りから新たな気づきが得られる
  • 最も嬉しい「介護しない時間」が生まれる
  • 仕事が継続できる
  • 粗相があった際の予洗いがめちゃくちゃありがたい!

私自身、「誰かが来てくれる」というだけで孤独感が消え、「自分がやらなきゃ」というプレッシャーが和らぎました。

手間のかかる粗相対応もヘルパーさんがオムツ交換はもちろん、パジャマやシーツの汚物除去や予洗い、漂白剤付け置きなどしてくれるのが本当に嬉しいです。私は洗濯機で洗うだけ。

デメリット|実は小さいのがたくさん!

メリットばかりではありません。「第3者が家に入る」という性質上、デメリットもあります。

要介護者のデメリット

  • 最初は緊張や抵抗がある
  • 初対面が苦手だと拒否反応が出ることも
  • 訪問時間が固定され、自由度が減る
  • いつも同じ人ではない(事業所による)
  • 利用が長期になると「あのヘルパーさんは他のヘルパーの悪口ばかり言う」と慣れと不満が出る

我々介護者のデメリット

  • 自宅なのに「ヘルパーさんが分かり易く、使いやすい」を意識して家の掃除や片付けをしてしまう
  • 数量多い消耗品の盗難が心配
  • ヘルパーさんとの相性に左右される
  • 生活リズムが固定される
  • 申し送りや調整の電話や付箋があると、介護が常に付きまとってきて嫌な気持ちになる。
  • 付箋で消耗品補充や加湿器設置を私に言われると、ヘルパーさんに使われている様に感じイライラする
  • 「私の生活空間」と「ヘルパーの仕事動線」の重なりが多く、私の物のルールが乱されイライラする

自分の生活ペースや物のルールが乱され、違和感を覚えるのは当然のこと。誰かが悪いわけではありません。私も「心が狭いのかな?」と悩みました。

そんな悩みへの向き合い方は、こちらの記事で整理しています。

注意点|必須サービスとの関わり方

訪問介護のスムーズな利用に当り、気をつけておくことは次の通り。

  • 生活援助は「本人のため」に限られる
  • プライバシー確保(生活スペースや貴重品の隔離・整理)
  • ヘルパーさんの領域を自分なりに大小設定しイライラ軽減
  • ケアマネへの情報共有がとても重要
  • 不満は抱え込まず、ケアマネに早めに相談
  • 相談しても全てが解決するとは限らない

訪問介護は我々介護者にとっては必須サービスです。利用開始当初はヘルパーさんが来てくれるだけで有難かった思いも、利用が長引くとついデメリットばかりに気が向かいがちです。

「この箱はヘルパーさん領域」と決めることでイライラを軽減できる場合があります。そんな創意工夫もしながら上手に訪問介護のある生活を続けていきましょう。

まとめ|快適な介護生活のために

同居家族がいても、訪問介護はしっかり利用できます。同居だからこそ、家族だけで抱え込んでしまいがちなので注意が必要です。

訪問介護で要介護者の生活の質を高めつつ、家族の負担を軽くすることが出来ます。家庭に外部の視点が入り、閉塞感がなくなる利点もあります。

私自身、ヘルパーさんに入ってもらったことで、現在まで介護生活を継続できています。頼ることは弱さではありません。在宅介護を「長く続けるための必須アイテム」です。

様々なことが起きる介護生活。お互い無理をせず、外の力を上手に取り入れていきましょう。

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