介護で時間がない!私が諦めた事と工夫のリアル

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お台場

こんにちは!お台場です。
今回は「時短対策<諦め編>」を解説します。

介護が長く続くほど疲労は蓄積し、自分への興味がどんどん減っていきます。仕事との両立にも限界を感じ、気づけば趣味や旅行も諦めた自分がいました。

やらなくなった事、出来なくなった事、諦めた事。それら全てが在宅介護をどうにか続ける為の工夫でもあります。

この記事では、介護離職した今、介護と仕事を両立していた頃と冷静に向き合い、諦めたリアルを整理しました。

同じように「もう限界かも」と思っている方に、「自分だけじゃない」という気づきや安心に少しでも繋がれば幸いです。

この記事がタイムリーな方
  • 在宅介護が長期化し、自分の時間がない方
  • 仕事や家庭と介護の両立で、心身の限界を感じている方
  • 片付け・健康・人間関係など、生活の乱れに悩む介護者
この記事を読むメリット
  • 「諦める=負け」ではなく、「介護を続けるための前向きな選択」だと分かる
  • 私の諦めた事や対処法が、自分を責めずに生活を整える参考になる
  • セルフネグレクトへの自覚や理解が深まり、予防の意識が芽生える
目次

私の状況について

最初に私の置かれている状況について、簡単に紹介します。

私の現状(2025.10月現在)
・在宅介護歴

8年目(両親W介護4年を含む)

・仕事の両立

両立期間6年3ヶ月で介護離職、早期退職

・仕事の概要

無理矢理押し付けられた中間管理職、片道1時間15分の車通勤

・利用サービス

訪問サービスをフル活用、デイサービスやショートステイは未利用

・在宅介護理由

両親共に在宅介護が希望、父母で異なる病状、費用面への不安

介護期間について

厚労省資料では平均約4年と示しているものもありますが、比較的新しいものでは4~10年未満が最多、次点が10年以上というデータを示している別団体の調査もあります。

私と同じかそれ以上の期間、介護に苦しんでいる方が多数いらっしゃるという事が推測できます。

それではまず、介護で諦めた自分事を整理していきます。

介護で諦めた事|趣味・楽しみ

介護が続くと自分の時間が少なくなっていきます。そんな中で、削らざるを得ないのが「趣味や楽しみ」でした。私にとって、これが一番悲しいです。

旅行や外出の自由を失った

以前はダイビングに出かけたり、ちょっとした外出で気分を変えたりしていました。宿泊は無理、介護で体力が必要な為、体力を消耗する外出も難しくなりました。

またコロナ禍もあり、ワンオペ介護の私が病に倒れたら一大事。コンサートやスポーツ観戦も止めました。行けないので自然と情報収集も止め、興味対象を失い、無関心な自分が出来上がりました。

趣味を楽しむ時間・興味が減った

介護の疲れで手につかなくなり、自然と遠ざかっていきました。時々好きなテレビに没頭することもありますが、寝る時間を削り睡眠不足に。

自由な自分時間が少ないのでニュースなども見なくなり、世間の情報にどんどん疎くなっていきました。ある有名人が結婚したことを知らず、同僚にビックリされたことも。

介護で諦めた事|家事・生活

家事の完璧主義を手放した

理想通りの掃除や食事作りは不可能で、最低限で良しとしました。完璧を求めないことで、何とか生活を回せました。

無理なリサイクルをやめた

細かな分別や洗浄に時間を割けず、無理なリサイクルは止めざるを得ませんでした。

休養や健康管理を犠牲にした

介護を優先するあまり、自分の休養は後回しになることも。その結果、疲れをため込み体調を崩すことがあり、無理するのを止めました。またストレスにより暴飲暴食が日課となり、自己最高体重を更新し続けました。

介護で諦めた事|人生の選択

仕事との両立を断念した

必死に仕事と介護を両立しようとしましたが、八方ふさがりとなり心身が限界に達しました。結果的に早期退職を選ばざるを得ませんでした。

こちらの記事で詳細なリアルが分かります。両立を続けても自分が壊れる未来しか見えず、私にとっては最善の選択だったと思います。

結婚を諦めた

介護を継続する中で結婚を考える余裕はなくなりました。介護前は淡い期待を持っていましたが、介護が始まり時間的に余裕のない生活をするうちに、自然と消えて無くなりました。

何人かお付き合いした方もいましたが、私は元々、家庭を築くことへの暑苦しさを感じてしまう気質があり、上手くいきませんでした。

分かる様に表現するのが難しいですが、そんな蛙化現象の様な特性も、この時期に受け入れることが出来ました。皮肉ですが自己肯定感は上がったと思います。

ここまでは、介護で諦めた自分事を整理しましたが、自分以外について見ていきます。

介護で諦めた事|人との関わり

介護で自分の時間が無くなると、対外活動に充てる時間も当然無くなります。特に親戚付き合いや年賀状はきっぱり止める勇気が必要ですが、止めると物凄く楽です。

友人付き合いの減少

コロナ禍の影響もあり、友人と会う機会は激減しました。コロナ禍明けも、会いたくても会えず、孤独感が強まっていきましたが、ワンオペなので仕方ないと自分に言い聞かせました。

親戚付き合いの縮小

親戚へのお中元・お歳暮を止めました。それでも丁寧に届く時があり、ため息しか出ません。お礼の電話で、時間や気力が搾取されるからです。

親戚への電話では、こちらの状況を知っているにも関わらず意見されたり、お返しを送れない引け目もあり本当に疲れてしまいます。

唯一の兄弟である妹との不仲

唯一の兄弟である妹とは、介護をきっかけに関係がこじれました。無理に修復しようとはせず、「不仲のままでいい」と今は割り切っています。関係修復に充てる時間などありません!

こちらの記事で詳細を紹介しています。

年賀状の廃止

介護前はダイビング写真を印刷し年賀状を楽しんでいましたが、もうそんな時間や余裕はありません。

「もう年賀状止めたよ」と一応アナウンスはしましたが、来てしまう場合も。申し訳ないけど出さず、メール対応。これは介護離職した現在も継続中です。

それでも介護を続けられた工夫

時短グッズ・便利サービスを活用した

使い捨て紙皿や宅配サービスを取り入れて、家事の負担を軽くしました。小さな工夫の積み重ねで、介護と生活の両立が少し楽に。

・料理

手料理は諦め、惣菜や宅配を頼る

・食器

従来の茶碗は止め、ワンプレート皿や使い捨て紙皿を使い、洗い物を減らす

・買い物

業務用を大量買いするなどネットをフル活用

・アプリ

両親の薬受取りや誕生日用お寿司などアプリで待ち時間短縮

・隙間時間

訪問入浴の間で郵便物等の整理など隙間時間を活用

これらの時短グッズ・便利サービスについては、別記事を作成中です!

「今日やらなくていいことは明日に」

無理に詰め込まず、優先順位をつけて後回しにすることを許しました。完璧を手放すことで、心の余裕を少し取り戻せました。

私にとって優先順位が低くて止めた事

  • 布団の上げ下げを辞め、万年床で良い
  • 掃除はやらざるを得ない状況までやらないと割切り

そうした後回しを重ねるうちに、自室の整理整頓が出来ずごちゃごちゃの荒れ放題に。自然と「セルフネグレクト(自己放任)」になっていくんだなと実感しました。

でも、限界の中で自分を責めないこともまた、大切な「介護の工夫」だと思い、諦めるしかありませんでした。

セルフネグレクトとは

セルフネグレクトとは、本人が自分の生活や健康を放棄してしまう状態を指します。部屋の片付けができない、食事や入浴を怠るなど、日常の自己管理が難しくなるのが特徴です。

原因

介護者の場合、疲労やストレスの蓄積、孤立感、責任感の強さが重なって起こりやすくなります。「自分のことは後回し」「今は介護が最優先」という思いが、気づかぬうちに心身を追い詰めてしまいます。

対策

まずは「少し休む勇気」や「人に頼る習慣」を意識すること。地域包括支援センターや介護者向け相談窓口、同僚に話すだけでも、気持ちが軽くなることがあります。

また、部屋の環境を保つための簡単なルールを決めるのも有効です。1日1か所だけ片付ける、時々誰かに話を聞いてもらう――それだけでも前に進めます。

セルフネグレクトを防ぐ一番の方法は、「無理しないこと」だと感じています。介護と自分の生活、どちらも「続ける」ことが何より大切です。

セルフネグレクト|両立してた頃の私

①汚部屋

訪問サービスが行き来する1階を整理整頓するだけで精一杯。介護を長年続けていると自分の部屋の片付けが思うように出来ず、自然と「汚部屋」になりました。

介護離職する頃には、万年床の周りが物で溢れ、足の踏み場もありませんでした。ゴキブリが大嫌いなので、かろうじてゴミ捨てだけはしてました(笑)。

②体重増加

私はストレスが掛かると食に走る傾向があります。過去にも仕事のストレスで太りましたが、趣味のダイビングに合わせて減量した実績があり、「太っても痩せれる」という油断も暴飲暴食にさせてしまう一因です。

介護前に加齢や運動不足で体重10キロ増、介護と仕事の両立期間で更に10キロ増と、標準体重から20キロ増の状況に。

頻繁なスーツ買替が続き、徐々に体への不安が芽生え、低カロリーのゼリーやイカそうめんなど、カロリーの少ない食品をたまに取り入れるようにしました。

介護と仕事両立していた頃は、後輩にしょっちゅう、こう愚痴っていました。

お台場

もう部屋ぐっちゃぐちゃ。セルフネグレクトだよ!セルフネグレクト😥

これもストレスの大事なガス抜きになっていたと今、思います。聞いてくれてありがとね。

セルフネグレクト|介護離職後の状況

介護離職後の状況を年単位で整理していきます。改善までの目安になれば幸いです。

①汚部屋

・1年目

介護離職で時間は出来たが、母の介護を続けながら新しい生活に慣れるまでの半年間は全く片づける気力が出なかった。年末が近づいた10月中旬頃から、やっと少し整理する気持ちが湧いて、半分ほど片付け完了。

・2年目

ブログ作成を優先しているのもあり、全然片付け進まず。自分事を後回しする習慣が抜けず、介護の弊害を感じている。残り半分も少しずつ整理していきたいとは思っているがなかなか手が付かない。

②体重増加

・1年目

夏の終わり~秋にウォーキングで10キロ減、頑張り過ぎ。冬は運動やらず、春までに5キロリバウンドし、年トータル5キロ減に成功。

・2年目

腰を痛めたこともあり、なかなか運動モードにならず現状維持。焦る気持ちだけが募る。自分のペースで減量していきたい。

まとめ

介護に追われる日々の中で、自分の時間はほとんどなくなりました。それでも、布団を上げ下げしないなど、「今日やらなくていいことは明日に」と決めたことで、ほんの少しだけ心に余裕が生まれました。

それは「怠け」ではなく、「生き抜くための選択」です。様々な事を諦めるのも、立派な時短対策のひとつだと感じています。全部を抱え込むのではなく、「無理!」と認める勇気が、自分を守る一歩になります。

介護は、生活だけでなく人生そのものを変えてしまう現実があります。けれど、自分を責めず、できないことを受け入れることもまた、立派な「介護の工夫」です。

同じように今、介護で苦しんでいる方には、「介護は必ずいつか終わります。その日まで少しづつ、お互い無理せず進んで行きましょう!」と伝えたいです。

もし身近に同じような状況の方がいたら、意見するのではなく、話を聞いてあげて下さい。それだけで救われます。

我々介護者は意見を聞き入れる余裕なんかありません。日々自分を捨てざるを得ない状況に直面しています。その事を分かって欲しいです。

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