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お台場こんにちは!お台場です。
今回は「訪問入浴のメリットと注意点」を解説します。
私自身、かつて父を自宅で入浴させたこともあるので、入浴介助がどれほど大変か身にしみて分かっています。
足が上がらない父なので、濡れた浴室で転倒しないか気を張り、地味に時間はかかるし。冬場だったので体が冷えないように、あらかじめシャワーで浴室の温度を上げたり。
そんな経験があるからこそ、訪問入浴介護はメリットだらけだと思っています。プロのスタッフが安全に入浴をサポートしてくれるので、利用者本人も介護者も安心してお願いできます。
この記事では、実際に訪問入浴で助かった点だけでなく、私が気づいた注意点などをできるだけ分かりやすくお伝えしようと思います。
- 自宅での入浴介助が負担になってきた方
- 訪問入浴を利用したことが無く、依頼に不安な方
- 利用者のリアルな感想や注意点を知りたい方
- 訪問入浴介護のメリットと注意点が、1記事で具体的にわかる
- 当日の流れや準備のコツが事前にイメージできる
- 利用者と介護者それぞれの「利用後」も分かります
訪問入浴の概要


「訪問入浴」は、自宅に専用浴槽を持ち込み、看護師・介護職員が連携して行う入浴支援サービスです。
自宅浴槽を自力でまたげる場合の入浴介助は訪問介護(ヘルパー)の対応となります。またげなくなったら、訪問入浴を利用しましょう。
基本情報
訪問入浴の利用に関する基本情報はこんな感じ。
- 対象
-
要支援1・2、要介護1~5全てで利用可能
- 利用
-
ケアマネジャーを通じて事業所を選定、事前に浴槽設置場所や給湯などを確認
- 訪問
-
介護職員+看護師の計3名×入浴1人=30~40分
- 内容
-
専用浴槽を利用者宅に持ち込み入浴介護
料金や利用回数の目安
1回あたりの自己負担は介護度・所得により異なりますが、概ね1000円前後(1割負担の場合)が目安です。
訪問入浴介護の「週あたりの利用回数」に明確な上限・決まりはありません。利用頻度は週1~2回が一般的。お風呂が嫌いな方や終末期で体力的に不安な方は月2~3回と少なくなる場合もあります。
老健(介護老人保健施設)では、「一週間に二回以上、適切な方法により、入所者を入浴させ、又は清しき」と具体的な回数が規定されています。
参考:「介護老人保健施設の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準」第18条第2項
当日の流れ|我が家の実例


- ・訪問
-
介護職員2+看護師1の計3名(男1女2)×週2回(水・土→現在は月・金)
- ・時間
-
訪問は14時(現在は13時)
所要は父母両方で70分、父死去後は母のみで40分 - ・内容
-
専用浴槽での入浴、パジャマ・おむつ交換(毎回)、シーツ交換(適宜)、タオル持参、体調管理
流れはこんな感じです。
<準備>
- 浴槽を置く位置にあるポータブルトイレ等移動、防水シートを床に敷設
- 専用の半割浴槽をベッド脇に組立て、自宅水を車載湯沸かし器に通して給湯
- パジャマ・おむつ脱がし+バスタオルで覆う→浴槽脇に腰掛け入浴へ(常に3人で補助)
<入浴>
- 浴槽内に上下可能な担架状シートがあり、そこに寝たまま入浴
- 必要に応じてバスタオルで体を覆い、細心の注意を払いながら洗体
- 洗体は女性担当、背中のみ男性の場合あり。
- 陰部は「真ん中」と呼び、基本自分で洗う。
- 洗体中かゆい場所の確認、顔や頭を流す時は3人の掛け声あり。
- 「1、2、3、流しま~す」の掛け声により、呼吸を合わせる事ができます。
<その他>
- 入浴中、適宜シーツ交換(シーツは我が家の防水シーツ使用)
- 看護師が入浴前後の血圧、体温等の体調管理
- 必要なシャンプーやタオル等持参し水気除去、ドライヤー、軟膏塗布、爪切りなど
<私が対応するもの>
- ・用意
-
毎回:交換用パジャマ・おむつ・尿取りパッド・バスタオルを各1つ、当日ベッドに置く。
適宜:交換用シーツ(約2ヶ月毎または汚れた時に交換) - ・洗濯
-
着ていたパジャマやシーツ、バスタオル
<特記事項>
- ・回数
-
週2回ですが、訪問入浴のない日に体拭きや足浴をヘルパーさんにお願いしている為、臭ったり不潔になることはありません。
- ・男性
スタッフ -
半割浴槽を車から移動したり、ベッドメイク、湯温調整、洗濯物を洗濯機まで持っていくなどを担当。特に入浴中は母の面前に入らず、背中洗いのみ行う配慮あり。



入浴でキレイになるけど、洗濯大変だね…お疲れ様😥



ありがとう🥲入浴中、楽しく会話して良く笑うんだよね!そんな風景に僕も癒されてるから大満足のサービスだよ😄
家具の移動|スタッフが実施
我が家では家具を移動し、専用の半割浴槽を設置しています。図解するとこんな感じ。
車より半割浴槽が大きくなっていますが、作図の関係上ご了承ください(笑)。真ん中半分で分割すると車に積める大きさです。


①通常時
通常時の状態です。移動する家具は色付きの4つです。歩行器、ベッドテーブル、ポータブルトイレ、台を移動し、半割浴槽を置くスペースを作ります。
②入浴前
入浴前に4つの家具を隙間に移動した状態です。この家具移動も訪問入浴のスタッフがやってくれます。
③入浴時
庭門扉近くに車を停車し、器材を降ろします。半割浴槽など大きいものは庭に面した窓から出し入れし、図のように設置。
庭の水道を車に取り入れ、車載の湯沸かし器でお湯を浴槽に引き込み。浴槽排水は自宅浴室の排水口までホースを敷設し排水。
入浴が終わったら、元の通常時の状態にスタッフが戻してくれます。
父が存命中は隣の居間にレンタルした介護用ベッドを置いて過ごしていました。訪問入浴の際は、スタッフが手を引いたり、体を抱えたりして浴槽迄移動。本当にありがたかったです。
訪問入浴の履歴|我が家の状況


利用年数と事業所
私の介護生活が始まった2017年12月から同じ訪問入浴サービス事業所を利用しています。自宅からほど近くに事務所があり、よく通る道路沿いなので安心感があります。
初回利用時の印象
初回は訪問入浴の仕組みの新鮮さに目を奪われましたが、スタッフの声かけや説明が丁寧で、その手際の良さに感心した記憶があります。
サービス等の変化
私の介護当初の頃、頭髪が伸びていると入浴時に簡単なカットをサービスでやって頂いていました。その後、監査で指摘された為出来なくなったとのことでしたが、私にとって大変助かるものでした。
訪問入浴に併せた簡単な頭髪カットが介護保険で適用になってくれたら嬉しいです。それ以降はバリカンを購入し私がカットしています。
2024年に代表者が代わり、それを機に転職されたスタッフがおられ、顔なじみが減る寂しさもありました。同時に、バスタオルを介護者側で用意する方針に変わり、洗濯物が増えて困りました。
利用曜日
当初は「水曜・土曜」でしたが、現在は「月曜・金曜」。変更は私の希望ではなく、事業所からの依頼でした。2024年に代表者が代わり、それを機に変更依頼がありました。
当時、仕事をしていたこともあり調整に時間が掛かり、とても戸惑いました。当時はせっかく安定的に継続してきた曜日変更に不満がありました。
しかし私が在宅中の土曜に訪問入浴がなくなった安堵感やストレス減少が非常に大きく、現在は大満足。
メリット|基本、感謝しかありません!


要介護者|心身が癒される
清潔保持と健康管理
入浴で皮膚の清潔を保てるのはもちろん、看護師によるバイタルチェックが毎回あるため、小さな体調変化にも早く気づける点が安心です。
精神的リフレッシュ
入浴中のスタッフとの会話が、両親にとって貴重なコミュニケーションの時間になっています。良く笑い声が聞こえてきて、介護者としても嬉しい気持ちになります。
季節を感じる工夫
冬至の日近くの入浴日はゆず湯をしてくれます。湯船にゆずを数個浮かべての入浴は本当に素敵で「風邪をひかないで冬を越して欲しい」という気持ちがありがたいです。
我々介護者|すきま時間活用
入浴介助は体力も気力も使う工程。訪問入浴を利用することで完全に任せられる時間を作れるのは大きな救いです。そのすきま時間を活用して細々した家事を行っています。
朝食の食器洗い
普段は朝食後すぐに済ませますが、あえて残し、訪問入浴中を有効活用。
郵便物の整理
各訪問サービスからの請求書や書類、市区町村からの郵便物などは、開封が面倒で溜まりがち。これも訪問入浴中を有効活用でき便利!
たまに期限のある書類が混在するので、溜め過ぎには注意が必要です!!
デメリット|我が家の経験


要介護者|大人数で気疲れ
サービス中の慌ただしさ
半割浴槽の設置、バイタルチェック、入浴、撤収を通常3人で行うので、狭い1部屋内でバタバタしがち。大人数による疲れが出るのは仕方ないことです。
入浴で温まったこともありますが、終わった安堵感でサービス終了後はほとんど毎回寝てしまいます。
毎回異なるスタッフ|不安や羞恥心
毎回同じスタッフではないため、やはり緊張感や羞恥心があります。また私が介護開始直後の頃、母に歌を歌わせようとしたスタッフがいました。母はすぐ「いい!」と拒否。
会話を聞いていた私もこの時は、年寄りを子ども扱いする様な対応に違和感を覚えました。その後はさすがにこの様な行為はありませんでした。
我々介護者|洗濯や修理対応
自前準備・洗濯の負担
途中からバスタオルを自前で用意することになり、洗濯の手間が増えました。またシーツ交換をやたらしたがるスタッフがおり、汚れもなく1週間ほどで交換されると洗濯が面倒で悲しくなります。
自宅備品の破損
長く訪問入浴を利用していると色々な事が起きます。これまでに破損はつぎの2件。
①風呂場排水口破損
築40年が経過した我が家は、どうしても経年劣化があちこちに出てしまいます。浴室はタイル貼りで、訪問入浴の排水ホースを突っ込む排水口は金属フタがモルタル固定のもの。
排水ホースを引き抜く際、どうしても金属フタ受けやモルタルと擦れてしまい、擦れた箇所がボロボロになり金属フタが出来ない状態に。
私が自前で修理しましたが、その後も同様に破壊された為、排水口は仕方なく使用禁止に。外の側溝に排水してもらっていました。
現在は、風呂釜が寿命を迎えたので思い切ってリフォームし、排水口への排水を再開しました。
②ベッドフレーム破損
入浴後、母をベッドに戻す際、スタッフもベッドに座ってしまい、2人分の体重に耐え切れず、ベッド枠の連結部を破損したことがありました。
私が日曜大工好きでインパクトドライバーも欲しかったので購入し、こちらも自前で修理しました。金属プレートをビス止めし補強しました。
注意点|我々介護者の疲れ


事前準備
私が在宅中に訪問入浴がある場合、私自身で事前に家具移動し、スタッフの手間を減らしています。早く帰ってもらい、のんびりしたい気持ちもあります。
これに「移動、ありがとうございます。」と言う方もいれば、帰り際に「家具の戻しどうしますか?」とわざわざ聞いてくるスタッフもいます。
心の中で「いやいや、戻すのは仕事でしょ!」と思いつつ、「あ、お願いします。」と言いますが。中には戻さず知らんぷりで帰るスタッフも。手伝うのも良し悪しですね…。
忘れ物・備品ずれ
小物の忘れ物
体温計や延長コード、タオルなどの小さな忘れ物はよくあります。私がいる時はスタッフが退室したら確認しています。
「体温計忘れてないですか?」と電話があり、「ないです。」と答えたにもかかわらず、我が家を確認で再訪されたこともありました。結局別のお宅にあったようですが、この様なことにもごくたまに巻き込まれ、疲れます。
自宅備品のずれ
持ってくる荷物が多く、袋が大きいので、帰る時にぶつかり家具などがずれ、そのままの状態で帰られてる時が良くあります。帰宅後に乱れた配置を見ると悲しい気持ちになります。
利用後の疲れ
あれ?なんか疲れてる!と思ったら、訪問入浴のバタバタが原因だと後になって気付くことが多々あります。
顔なじみあるスタッフでも、知らず知らずのうちに来客によるストレスを受けている自分にビックリします。頑張ってる自分を褒め、疲れを癒しましょう。
まとめ|快適な介護生活の為に


訪問入浴介護は、要介護でも「お風呂に入れる喜び」を自宅で続けられる、とても心強いサービスです。身体を清潔に保てるだけでなく、気持ちの安定にもつながります。
デメリットや注意点もありますが、プロに任せられる安心感は大きく、我が家では欠かせないサービスになりました。
今回は、まだ訪問入浴を利用したことがない方の不安が少しでも軽くなるよう、我が家の家具配置を図面化したり、メリット・デメリットを整理してみました。
「どんな感じで入浴するの?」、「家が狭いけど大丈夫?」といった心配が少しでも減れば嬉しいです。
訪問入浴介護は自宅介護を続けるうえでの安心材料のひとつ。必要に応じて、うまく頼っていきましょう。
